私は50歳までに経済的独立FI(Financial Independence)を達成させ、早期のリタイアRE(Retire Early)を目指しています。
その中で、株式からの配当金がFIの基盤となるよう、高配当株への投資を行っています。
私の高配当株への投資は2019年10月より始めたので、2020年は高配当株運用元年といえる年でした。
1年間でどれほどの配当金が積みあがったか、本記事で確認していきたいと思います。
目次
【配当金収入】2020年12月分:28,856円
まずは2020年12月の配当金収入ですが、税引後28,856円でした。
12月は昨年で最も高額受領の月となりました。日本株が多いこともありますが、毎月高配当株を購入していますので、徐々に配当金が増えているのが実感できます。
【2020年12月配当受領額ランキング】1位はSPYD
2020年12月はSPYDが1位でした。6月時点では三菱商事がトップだったのですが、12月になってSPYDが上回りました。
これはSPYDの保有数量が増えたこともありますが、それ以上に貰える分配金単価が増えたことが最大の要因です。
SPYDの分配金は毎年12月が最も高額となる傾向にあるのですが、2020年は顕著でしたね。SPYDだけで6,900円を受領できました。
お勤めご苦労さまでした!
そのほか、日本株や米国個別銘柄含め17銘柄より配当金を受領しています。
【目標に対する進捗率】149.5%→198.7%
2020年目標に対する12月度の進捗率は49.2%増加し、最終着地198.7%となりました。
計画値に対して約2倍の結果となり、かなり甘すぎる目標値だったようです。
2021年はもう少しハードル高くても良さそうですね。
2020年配当金受領額(DIVIメーター2020):123,811円
高配当株運用元年だった2020年は、税引後123,811円の配当金を受領することができました。
1年目にして月額換算1万円以上の手取り増という結果に大変満足しています。
もしも高配当株の運用を始めていなかったら、地元の銀行に普通預金として預けていたと思いますが、その利子は「約40円」・・・(笑)
もちろん今回のコロナショックによる含み損を抱えている事実はありますが、それを補って余りあるほどのメリットが、高配当株にはあると実感しています。
ましてや運用額が増えた場合には、自分の年間支出を上回る配当金収入を得られる可能性も秘めているため、今後も余剰資金を資産運用に充てていき、FIREに向けて努力していきたいと思います。
2020年配当金受領ランキング総まとめ
2020年は36銘柄から配当金を受領しました。そのうち上位10銘柄をご紹介します。
※()内は2021年1月4日時点の配当利回り。受領金額は1ドル103円で算出。
1位 15,380円(3.11%) SPYD
2位 13,500円(5.30%) 三菱商事
3位 8,733円(3.45%) PFF
4位 7,700円(7.49%)日本たばこ産業
5位 7,235円(2.29%) VYM
6位 7,052円(7.30%) AT&T
7位 6,062円(8.30%) アルトリアグループ
8位 6,057円(4.84%) オリックス
9位 5,853円(8.99%) BP
10位 5,807円(8.37%) エクソンモービル
やはり利回りの高い銘柄が多いですが、私はこの中でも特に1位のSPYD、3位のPFF、5位のVYM、8位のオリックスなんかはお勧めしたい銘柄です。
SPYD SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
80年以上の運用成績で年平均5%以上の数値をたたき出しているS&P500、それに連動するような成績を求めるよう設定された新興系のETFがSPYDです。
S&P500連動なので実質年利5%以上の期待値があるといえます。
今回のコロナショックでSPYDにとって初めてのショックを経験したことになりますが、下落当時はSPYDに対する悲観的な声が大きく、正直心配にもなりました。
が、信じて待った甲斐あり株価はもとに戻りつつあります。
分配金が増額するニュースも出ており、ひとまずは安心かなと思っています。
PFF iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF
3位のPFFは低い経費率を誇るETFの中で毎月配当を出してくれる数少ない銘柄です。
今回のコロナショック時にも毎月配当を渡してくれて、私の狼狽売りを防ぐ要因にもなりました。PFFは持っているだけで毎月お金をくれるので、株価下落時の精神安定剤としてはちょうどよい働きをしてくれますね。
https://divisave.com/2020/01/22/analytics-pff/
バンガード・米国高配当株式ETF
5位VYMは、キャピタルとインカム両取りできる優秀な銘柄です。
以下はVYMの2006年の設定来チャートですが、リーマンショック以降順調に右肩上がりしているのがわかります。
時々下落もしていますが、元の株価まで必ず戻っています。配当利回りも2%超なので、購入後に株価が下落しても、配当を貰いながらゆっくり株価の回復が待てる銘柄ですね。
オリックス株式会社
8位のオリックスは高配当でありながら、魅力的な株主優待をくれる国内銘柄です。
事業が多角化しており、正直何の会社かわからない人も多いと思います。CMでもオリックスって何の会社?と自ら問いかけているように、金融だけにとどまらず、水族館や太陽光発電など様々な事業を行っています。それがオリックスの強みですね。
またオリックスの株を買う人は株主優待目当てで購入する人も多いと思います。我が家でもオリックスから貰える赤牛ハンバーグを毎年楽しみにしています。
今年からは妻も株主になったので、2つ優待が届きます。楽しみですね。
まとめ
私は50歳でのFIREを目指して2019年後半から高配当株への投資をスタートしました。
これにより2020年が高配当株運用元年となったわけですが、初年としては上々の123,811円の配当金を受領できました。
もらった配当金の中でもSPYD、PFF、VYM、オリックスなんかはお勧めできる銘柄です。
これらの銘柄を継続的に保有また購入していき、2021年はさらに配当金を積み上げていきたいと思います。