こういう質問をかけられたとしたら、私はまっさきに「クルーズ旅行」と答えます。
新婚旅行でクルーズ旅行を経験し、その魅力に完全に虜になりました。
最高に楽しかったと思える旅行にできたのも、クルーズ旅行を選択したことが大きなポイントになったと思います。
世間を賑わせているコロナウイルスで悪いイメージがつきそうで、タイミングあまり良くないですが、私が魅力を感じたクルーズ旅行について紹介したいと思います。
目次
クルーズ旅行とは
クルーズ旅行とはその名の通り、船で旅先を巡る旅行のことです。
よくピックアップされるのが「エーゲ海○日間の旅」や「地中海○日間の旅」などですね。テレビ番組の景品なんかで目にした方も多いと思いますが、あれです。
まず当たり前ですが、クルーズ旅行は基本的に船で移動します。
なので、他の交通手段と比較すると移動時間が長いというのがデメリットになります。
しかし、クルーズ旅行は、船内に数多くのエンターテインメントを用意することで、「移動時間が長い」というデメリットを「移動時間も楽しい」というメリットに変えて旅行をさらに楽しいものにしてくれます。
そんなクルーズ旅行、本当におすすめです。
【クルーズ旅行の魅力①】移動中の満足度が高い
クルーズ旅行の船は、船内に多くのエンターテインメントを用意し、基本的には追加料金なしの標準サービスとして提供しているため移動中の満足度が高いのが特徴です。
私が乗ったクルーズでは、カジノやショー、音楽イベントにプール、食べ飲み放題の食事と楽しむポイントが数多くありました。
また、最近就航したクルーズではシルク・ドゥ・ソレイユやウォータースライダー付きプールなど更に魅力度が向上したものもあるようで、次に乗るなら新しい船だなと、勝手に思い描いています。
参考までに2019年就航のMSCベリッシマのリンクを貼っておきます。
https://www.msccruises.jp/jp-jp/Discover-MSC/Cruise-Ships/MSC-Bellissima.aspx
ホームページを見るだけでワクワクしてしまいますね。
【クルーズ旅行の魅力②】寝て起きたら次の街
クルーズ旅行は、基本的に夜間が移動時間になります。
なので、寄港した街を一日散策したあとフェリーに戻り、夜ご飯を食べたら就寝、起きると次の街に到着というのが基本的な流れです。
この寝て起きたら次の街という点が、クルーズ旅行における最大のメリットで、私が考えるその効果が以下です。
電車移動が不要
観光地に来ると不便に思うのが、観光地間の移動です。
近場ならまだ良いですが、距離が離れるほど、移動がネックになります。
○時になったら×行きの電車に乗って、△駅で降りて、○○行きの電車に乗り換えて・・・。
電車の遅延があった場合には、△駅は過ぎて□駅まで行った方が良い・・・。など、状況によっても選択肢が多くなり、調べるのも大変です。
しかしその点クルーズ旅行ではそんなこと一切不要。
船が勝手に次の街まで連れて行ってくれます。
なので、船に乗りさえすれば、行き方を調べる必要も、道を間違えることも、時間に追われることもありません。
移動のことはほとんど何も考えなくても良くなります。
ホテルの予約が不要
旅行先で次にネックになるのが、ホテルです。
知らない土地で野宿なんてことがないように、泊まる場所は事前に調べて予約しておく必要があります。
また近場のホテルが予約できなかった場合には、少し離れた場所でホテルを取る必要が出たりと、色々と大変になります。
しかし、その点クルーズ旅行では宿泊はほぼすべてクルーズ船内。ホテルの予約が不要です。
遠くの宿泊場所まで行く必要なく、そもそもホテルのことを考える必要もありません。
荷物はクルーズに置きっぱなしでOK。
さらに荷物はクルーズ船内に置いておけばOK。
貴重品さえ持ち歩くようにすれば、大きな荷物を持ち歩かなくてもよくなります。
ちなみに私が乗ったクルーズ船では、船内に入るめには乗客にしか配られない専用のカードが必要でしたので、セキュリティは比較的高度に保たれていたと言えます。
荷物を持ち歩かなくて良いのは、結構メリットではないでしょうか。
クルーズ船内で休憩が可能
実際に経験した中で私は、クルーズ船内で休憩ができるという点がかなり満足度高かったです。
特に海外旅行だと、頻繁に行けないという理由から色んな所を観光したくなり、詰め込みすぎて疲れてしまい、十分楽しめないこともありますが、クルーズ旅行なら船で昼寝も可能なので、万全な体調で観光に臨めます。
私の場合は、寄港地に到着してもひとまず昼寝、そこから観光に繰り出していました。
その結果、観光地を流し見てしまったりだとか、妻と喧嘩してしまったりだとかは一切なく、観光地一つ一つの思い出をぐっと深いものにしてくれたと考えています。
【クルーズ旅行ができる国】ヨーロッパを中心に国内でも
クルーズ旅行が盛んなのはエーゲ海や地中海などのヨーロッパです。
私が乗ったクルーズ船もエーゲ海周遊、ギリシャの島々を巡るのものでした。
なので、クルーズ旅行をするなら基本はヨーロッパになると思います。
しかし、日本国内周遊のものや太平洋を巡るもの、世界一周のものなど多くのクルーズ旅行が企画されています。
お手軽に済ませたい場合は日本国内周遊のものを選ぶと良いかもしれません。
その場合、台湾や上海を経由するものもあるようです。
リタイアされた人については、世界一周するというのもありと思います。
私も世界一周、経験してみたいです。
【クルーズ旅行の予算】ひとり10万円〜
クルーズ旅行は豪華客船のイメージが強く、高額で手の届かないというイメージを持っている人が多いようです。
クルーズ旅行に参加したことがない人に対して、クルーズ旅行に対するイメージをヒアリングした結果がJTBより公表されていました。
最も票を稼いだのは「旅行代金が高そう」。
確かに「豪華客船で行く」というキャッチフレーズの企画が多く、タイトルからは高級そうなイメージを感じさせます。
しかし、実際に経験している私にとって、これは少し違和感を覚えるイメージです。
クルーズ専門旅行会社のクルーズプラネットを見てみてください。
安いものだと国内発5日間のもので、ひとり10万円未満のものもあります。
この金額には、交通費・食費・ホテル代が含まれていますので、そのことを考慮すると決して高くて手が届かないものではないと思います。
むしろ、音楽イベントやプールなどのエンターテインメント含め、多くのメリットがあるクルーズ旅行はコストパフォーマンスが高いのでは?と感じるぐらいです。
ちなみに私が実際に乗ったクルーズは7月発、7泊9日でひとり40万円程度(日本からギリシャまでの航空券等全て込)でした。
通常のツアーとも比較したのですが、料金に大きな差はなかったと記憶しています。
クルーズ旅行って意外にもコスパが高いと思いませんか?
【クルーズ旅行の注意点①】海のないところには行けない
ここからはクルーズ旅行のデメリットです。
クルーズ旅行は、当然ですが海のないところにはいけません。
あくまでもクルーズが寄港できる都市がターゲットになります。
そういう意味では、通常のツアーと比較すると、観光できる都市に制限があり、どうしても行きたい国や都市がある方には向かないかもしれません。
【クルーズ旅行の注意点②】日本語が通じない場合が多い
クルーズ旅行はほとんどが外国船になるため、日本語が通じないことが多いです。
もちろん多くのクルーズ船には日本人クルーも乗船していますが、日本人乗客全員に満足のいくサービス提供ができるかという点では、難しいものがあります。
かんたんな英語はメモしていくか、ポケトークなどの翻訳機を持っていくなどの対策が必要と思います。
それか日本人乗客も多いので、同じ乗客に聞くのもありかもしれません。
【クルーズ旅行の注意点③】ドレスコードの指定がある
クルーズ旅行は、ものによりドレスコードが指定される日があります。
ドレスコードについては、以下のサイトで詳しく説明されていますので参照ください。
https://halmek.co.jp/culture/c/travel/93
ちなみに私が参加したクルーズはカジュアルクラスというもので、ドレスコードの指定はありませんでした。
とはいえ、万が一を考えてジャケットを持っていっていたのですが、欧米人がTシャツ短パンサンダル姿だったので、結局私もフリースタイルで参加しました。
ドレスコードが嫌な方は私のようにカジュアルクラスを選ぶか、最悪はドレスコード指定の日だけは部屋にこもっていればOKです。
【クルーズ旅行の注意点④】旅行日程が長くなりがち
上述の通り移動時間が長いのでそれに伴い、旅行日程も長くなりがちです。
最低でも5日間、長いものだと3ヶ月など長期間になります。
クルーズ旅行に行くなら、大型連休か新婚旅行のような長期で休暇が取れるタイミングしか難しそうですね。
私は、セミリタイアして時間を作りクルーズ旅行に参加します!
まとめ
私は新婚旅行でクルーズ旅行を経験して以降、いつかもう一度クルーズ旅行をしたいと思い続けてきました。
それは、船内のエンターテインメントにより移動時間の満足度が高く、船で移動するという特徴から、交通手段や宿泊先などの考慮が不要という点に魅力を感じたからです。
当初は会社を定年退職したあとかな、とも考えていたのですが、高配当株への投資という現実味のある資産運用方法に出会い、もっと早く経験できるもしれないという権利を掴むことができました。
セミリタイアを早く実現し、早くクルーズ旅行に行きたいと思います。
皆さんがセミリタイアしたらやりたいことは何ですか?