家計簿って面倒。でも家の収支は管理したいし、何か良い方法はないでしょうか?

このような悩みは今日で解決しましょう。

ずぼらな私でも続けられる家計簿があります。
それは「自動家計簿」です。
私はこの方法を皮切りに総資産1000万円を達成しました。
そもそも家計簿をつける目的は、「何円貯金できたかを把握するため」だと思われがちです。
しかし、家計簿をつける真の目的は、
大事なこと
自分が
- どんな項目に
- いくらのお金を
使っているかを把握すること
にあります。

いわば家計の状態を調べる、健康診断のような役割ですね。
しかし家計簿の大事さはわかっていても、いざそれをやろうとすると、かなり骨が折れます。
レシートを取っておいて、家計簿に書き写して。
そんなことしていても、

レシートもらい忘れた!
なんてことは「あるある」です。
こうして、「家計簿を諦めました」という人を多く見てきました。

私もその一人です(笑)
だから、
こんな人に読んでもらいたい
- 家計簿をつけていたが、諦めてしまった方
- これから家計簿をつけたいが、ずぼらな自分には無理だと思っている方
このような方々に読んでもらいたいと思っています。
この記事を読めば、自動家計簿が出来上がり、私のようなずぼらな人間でもしっかり家計の管理ができるようになります。

ほとんど何もすることがないので楽ちん♪
それでは、記事の中身に入っていきましょう!
目次
家計簿をつけることの重要性

家計簿で支出のガンを見つける
家計簿をつける目的は、「家計の健康診断」をすることにあります。
家計簿でわかること
- どんな項目に、いくらのお金を使っているのか
- どのような支出が多くなっているのか
- 何を改善したら良いか
家計簿をつけたら、これらが客観的な事実としてわかるようになります。
そして、自分の家計簿と一般的な世帯のそれとを比べて支出額の大きい項目は見直していくことが大事です。
こうして家計の健康状態を徐々に改善していきます。
このとき参考にするとよいのが、
総務省の家計調査
それにツイッターです。

特にTwitterで「#家計簿」と調べると、いろんな方が家計簿を公開されていて参考になります。
ちなみに私の家計簿はこんな感じです。

これらの情報を参考に、家計の収支を悪化させている原因である「ガン」を見つけていきます。
見つけたガンを生活の見直しで改善
世間と比較して見つけたガンは、ぜひ放っておかずに改善していきましょう。
例えば通信費。
昨今では携帯電話は4,000円以上払っていたら使い過ぎの部類に入ります。
大手通信事業者の安価なプランに変更する、または格安SIMに変更するだけでも、かなり費用を抑えられます。

私は楽天モバイルで毎月無料です!
無料で使うには少しコツが必要ですが、高くなっても2980円なので、安上がりですよ。
次に家賃。
これは月の手取り収入の25%以内が理想と言われます。
自分の許容度との兼ね合いになると思いますが、やはり低いほうが収支の面では有利ですね。

私は19%でした。
その他にも電気代などの水道光熱費、食費も改善の余地が出てくるかもしれません。
そして最もよく見ておきたいのが、毎月支払っている固定費です。
これらはいつの間にか契約してしまっているものも多く、早めに改善することで大きなメリットを得られるようになります。

不要なサブスクリプション契約は少しずつ解約していきましょう。
これらは家計簿をつけないことにはあぶり出しにくい支出です。
この機会にぜひ家計簿を作成して、家計の健康状態を改善していきましょう。
自動家計簿の作成方法

さて、ここからは本題の家計簿を自動化する方法です。
自動家計簿を作成するには、以下2つで完結します。
- マネーフォワードに登録する
- 支払いを全てキャッシュレス決済にする

簡単ですね!
マネーフォワードで家計簿管理
まず、家計簿管理のためにマネーフォワードに登録します。
マネーフォワードとは
複数の銀行口座・クレジットカードと連携して支出を見える化してくれる家計簿アプリ。
マネーフォワードに登録したら、お持ちの銀行口座やクレジットカードを登録していきます。
ペイペイや楽天ペイなどのQRコード決済は登録できないものばかりです。
お使いのQRコード決済と紐づけしているクレジットカードを登録してください。
無料版では登録できる口座は上限10個となります(有料版は無制限)。

無料版だと人によっては全ての口座を登録できない場合があります。
おすすめは支払いによく使う口座・決済方法を優先的に登録することです。
これで家計簿の準備ができました。
支払いを全てキャッシュレス決済にする
マネーフォワードに登録したあとは、家計簿に自動登録させるために、支払いルールを定めます。
それは、
大事なこと
支払いを全てキャッシュレス決済にする
というルールです。
コンビニでの支払い、スーパーでの支払い、全てキャッシュレス決済にしてください。
キャッシュレス決済未対応のお店での支払いは自動化が難しく、工夫が必要です。
すべての支払いをキャッシュレス決済にすると、レジで支払った情報がそのままマネーフォワードに連携されます。

こんな感じです。

支払った金額が自動的に反映されるので、あとはその情報にカテゴリ設定(食費や交通費など)をすれば完了です。
カテゴリ設定は一度登録しておけば、同様の明細には、マネーフォワード側で勝手に同じカテゴリを設定してくれるようになります。

簡単ですよね!
自動家計簿の欠点
自動家計簿はほとんど何もすることがないのでとても便利ですが、欠点が2つあります。
それは、
- 購入した品物ごとにカテゴリ設定できない
- お金を使い過ぎてしまう可能性がある
ということです。
ひとつずつ見ていきます。
品物ごとにカテゴリ設定できない
マネーフォワードで家計簿を自動化すると、自動反映される情報は支払った合計金額のみになります。
つまり、購入した品物の内訳までは反映されません。
例えば、スーパーで
- 野菜
- ボディソープ
を一緒に買った場合、野菜は「食費」カテゴリですが、ボディソープは「日用品」カテゴリに設定したいところです。
このときマネーフォワードには「スーパーで○円支払った」という情報しか上がってきません。
このため、このスーパーでの買い物は「食費」か「日用品」か、どちらかのカテゴリしか設定できません。
細かく管理したい人には向きませんね。
どうしても正確に把握されたいという方は、レシートを撮影して反映するという方法もあります。

私は誤差の範囲と捉えて何もしていません。←がさつ
お金を使い過ぎてしまう可能性がある

支払いを全てキャッシュレス決済にすると「お金の使い過ぎ」が課題になる方もいます。
キャッシュレス決済では「現金を使う重さ」を感じにくいと言われており、これが原因だと思われます。
ビッグローブの調査では、同じ1万円でも、
「現金支払い」の方が「キャッシュレス決済」よりも【重みを感じる】
と回答した人が多いという調査結果も出ています。

現金を使っていると、「使った」という感覚が明確に残るので、使い過ぎを意識しやすいですよね。
お金を使いすぎないための工夫
もしお金を使い過ぎてしまうという方は、固定費の支払いだけをキャッシュレス化しましょう。
固定費は毎月変わらない費用なので、使い過ぎることはありません。
またこうすることで「ガン」化しやすい固定費に絞って支出の傾向を調べることができます。

何事もまずはやってみる。できる範囲でやってみる。そういう姿勢が大事ですね。
おわりに
今回の記事は、家計簿を自動化する方法についてご紹介しました。
普段家計簿をつけていない方は、まずここからスタートすることがおすすめです。

アプリに登録して、普段の支払いをキャッシュレス決済にするだけです。今日からでも始められますね。
家計簿をつければ、自分の支払いの傾向を知れます。
何をどうやって改善していけばよいか、知る手がかりにもなります。
「貯金ができない」という方はまず、自動家計簿で自分が「何に」「いくら」使っているのか、知ることから始めましょう。