「タカ派」は金融引き締め寄り「ハト派」は金融緩和寄りが基本的な考え方

株のお勉強
にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ  にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ 

先日、セントルイス連銀のブラード総裁が「タカ派」寄りの発言をしたことにより、アメリカの各指数が大きく下落しました。

「株価が下落する発言をするとはけしからん奴だ!」と感じてしまいますが、その前にわたしは、

ボンドA++
ボンドA++

タカ派?ハト派?なにそれ?なんでタカ派の発言で株価が下落する?

と、いつものように無知が炸裂しておりましたので、また調べてみました。


「タカ派」「ハト派」はもともと政治の世界で利用されていた用語で、

タカ派は「強硬、武力行使容認」といった姿勢をとる政治家(政治団体)のこと

ハト派は「穏健、平和主義」といった姿勢を取る政治家(政治団体)のこと

を指しています。

これらが転じて、金融政策に対する姿勢としても使われるようになり、それぞれ

タカ派とハト派

タカ派

金融引き締め(利上げ)寄りの考え方を持つ人

ハト派

金融緩和(利下げ)寄りの考え方を持つ人

という意味で用いられるようになっています。


Ad

タカ派は『金融引き締め寄りの考え方』

「タカ派」は金融引き締め寄りの考え方を持つ人を指します。

金融引き締め(利上げ)なので、景気にブレーキをかけて好景気を崩すような姿勢を取ることから、攻撃的性格を持つ鷹に例えて「タカ派」と呼ばれています。


ブラード総裁は、コロナバブルの最中に『過度なインフレを抑制するために2022年終盤に利上げすべき』との見解を示したことから、まさにタカ派の意見だと認識されたわけですね。

これにより、景気減速の思惑が優勢になり、各指数が下落したということです。

ボンドA++
ボンドA++

ブラード総裁は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の中でもハト派というイメージが強かったようで、今回のタカ派の発言は市場にとって大きなサプライズだったようですね。

各指数下落幅

ダウ工業株30種平均▲533.37ドル
ナスダック総合指数▲130.97ポイント
S&P500▲55.40ポイント


ハト派は『金融緩和寄りの考え方』

一方で「ハト派」は、金融緩和寄りの考え方を持つ人を指します。

金融緩和(利下げ)なので、景気を後押しして市場に前向きな姿勢を取ることから、平和の象徴である鳩に例えて「ハト派」と呼ばれています。


2021年にFOMCで投票権を持つメンバーは、その多くがハト派であると言われています。


タカ派が悪くて、ハト派が良いは間違い

『タカ派は景気にブレーキをかける』『ハト派は景気を後押しする』と聞くと、タカ派よりもハト派のほうが良いように感じますが、金融政策においては、タカ派とハト派に良い・悪いはありません

市場の状況によってハト派の政策が良い場合もあれば、タカ派の政策が良い場合もあります。


この点は以下の書籍を読むとよく理解できます。

過度なインフレ下においては、タカ派のような姿勢でインフレ抑制しなければ、バブルが起こり、のちの深刻なデフレを誘発してしまいます。


またデフレ下においては、ハト派のような姿勢でデフレ対策をしなければ、物価が下がり続けて国民の生活は豊かになりません(所得が増えず、生活水準が上がらない)。

どちらも時と場合によって、必要な姿勢なのですね。


おわりに

今回のブラード総裁の発言のお陰で、タカ派・ハト派という語句を知識として得ることができました。

タカ派は強硬派という意味合いがあるので、『けしからん!』というイメージがありますが、金融政策においてはタカ派も必要になります。

ボンドA++
ボンドA++

過度なインフレによる、のちの深刻なデフレを防ぐためですね。

社会全体を意識すれば、いずれの発言もフラットに受け止めたいですね。

ボンドA++
ボンドA++

ブログランキングに参加しています!記事が参考になったという方はどれでも良いのです下のボタンを押してもらえると励みになります!

にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ  にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ 
Ad
ボンドA++をフォロー
平成生まれのセミリタイア-ボンドA++

コメント

タイトルとURLをコピーしました