【銘柄/高配当・連続増配(36年)】AT&T(T)-通信業界の世界チャンピオン

銘柄分析
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AT&Tは通信業界の世界チャンピオン

会社名:AT&T Inc.(ティッカー:T)

設立年:1983年

業 種:Communication Services(yahoo!financeのセクター区分)

特 性:高配当、連続増配(35年)、ディフェンシブ

利回り:6.84%(2020年8月現在)

AT&Tはご存知の通り、通信業界の世界チャンピオンです。

その売上高は1,700億ドル、日本円にしておよそ18兆円になります。日本の業界最大手NTTは、1,070億ドル(およそ11.6兆円)で世界4位となっています。


AT&Tの事業は多角化しつつあり、祖業である固定電話や携帯電話、インターネット接続に加えて、2018年にタイム・ワーナー(CNNなどを傘下)を買収して獲得した番組制作や映画の配給などのコンテンツ事業にものりだしています。


以下その事業売上の割合です。

AT&T annual report 2018 より

やはり携帯電話事業が強いですね。

2019年ではワイヤレス加入者数が1.6億人を突破しました。

AT&T annual report 2019 より

アメリカの人口がおよそ3.2億人なので、二人にひとりはAT&Tのモバイルを契約している計算になりますね。


今後は5Gの進展により、有線事業からモバイル事業への遷移が加速するものと考えられていますので、通信業界の世界王者であるAT&Tの取り組みには注目しないといけないですね。


【株価】ディフェンシブな動きもコロナショックで絶好の買い場

Yahoo! Finance より

値動きはそれほど大きくなく、この20年は20〜40ドルのレンジ内に収まっており、流石ディフェンシブ銘柄という印象を抱かせます。

今回のコロナショックでは38ドルから26ドルへと12ドル程度の下落となっていますが、エネルギーなど大きな下落を見せた他の銘柄と比較すると下落幅は限定的です。

むしろ、この小幅な下落でもここ20年では絶好の買い場到来という状況なので、私は積極的に株の購入を進めています。


その結果、AT&Tが個別銘柄ではトップの購入額にまで急拡大しました。

下落は一旦終息したように感じますが、まだ下がっていくようであれば追加投資していきたいと思っています。


【配当】36年連続増配中

AT&Tの魅力の一つは連続増配年数です。

現在、36年連続増配中、数々の下落局面で増配を続けてきています。


2019年は配当性向100%を超えてしまいましたが、下記社長のコメントにもある通り、引き続き増配していく意思はあるものと想定されます。

AT&T CEOコメント
AT&T annual report 2019 より

私が入社して以来、36年間続けてきたようにAT&Tは四半期配当の増加を継続させます。


今回のコロナショックでは自社株買いを停止、その影響で多少の落ち込みは見られると思いますが、増配を控えるほどの打撃は受けていない印象なので、これからも増配を続けてくれると期待しています


【売上】順調に増加

売上高は順調に増加。右肩成長という感じです。

2018年は、自然災害(ハリケーンやカリフォルニアの山火事など)による収入放棄やレガシーサービスの解約などで通信事業の売上が低迷する中、タイム・ワーナー買収によりメディア収入が増加し過去最高の売上を記録していました。


また上述ですが、AT&Tは通信業界の売上ランキングで世界一位です。Fortune.comで公開されている売上ランキングを掲載しておきます。

1位 (米)AT&T 1,700億ドル

2位 (米)ベライゾン 1,300億ドル

3位 (中)チャイナモバイル 1,120億ドル

4位 (日)日本電信電話 1,070億ドル

5位 (米)コムキャスト 945億ドル

Fortune Global 500 より

ライバルはベライゾン。もともとAT&Tから解体された地域電話会社同士の合併で大きくなった会社です。

アメリカでは長らくこの2社が通信業界の2強となっています。


【キャッシュフロー】安定した稼ぐ力

AT&Tは通信事業を祖業としていることから、景気に左右されにくく、安定したキャッシュフローが期待できます。

2015年は有料放送のディレクTV買収、2018年はタイム・ワーナー(現ワーナー・メディア)の買収などにより投資CFが大きくマイナスになっています。

通信事業からコンテンツ事業にのりだし、事業の多角化を目指していることがわかりますね。


【資産】良好な資本環境

資本環境は良好。特に自己資本比率は30%以上をキープしており、安定的な経営をしています。

ビジネスモデルが先行投資型である関係上、設備投資のために借入金が必要となりますが、経営を圧迫するほどの借入は見られず、堅実的な経営と判断できそうです。


まとめ

AT&Tは通信事業の世界チャンピオンで、35年連続増配中の高配当銘柄です。

現在は事業の多角化を進め、より安定的な経営を目指しています。

事業の根幹は携帯電話事業で、売上の約40%を占めます。

市場環境としては携帯電話の対抗となるサービスは出てきていないので、今後も安定的な経営が続くと思われます。

現在はコロナショックで、株価がここ20年の最安値を目指そうとしていますが、今継続的に買っておけば、将来の配当収入に大きく貢献してくれると信じていますので、株価下がる度に買いたいと思います。

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