【銘柄/高配当・連続増配(15年)】ベライゾン(VZ)-通信業界世界2位。ヤフー買収で広告収入増加中。

銘柄分析
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コロナウイルスの影響で下落した株価はひと段落。ここまでよく生きてこられました。

このコロナショック下において、今となってはもう少し買っておきたかった銘柄であるベライゾン・コミュニケーションズを紹介します。

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ベライゾン・コミュニケーションズの概要

会社名:Verizon Communications Inc.

設立年:2000年

業 種:IT & Communications

銘柄特性:高配当、連続増配(15年)

配当利回り:4.19%(2020年8月)

ベライゾン・コミュニケーションズは、ニューヨークに本社を置く、大手電気通信事業者です。

2000年にベル・ アトランティック社とGTE社が合併して設立されました。


ベルという名前を起源に持つということは、もとを辿ればアレクサンダー・グラハム・ベルに辿り着きます。なので、AT&Tとは親戚みたいなものです。

例えるなら、悟空とベジータのような関係でしょうか。犬夜叉と殺生丸の関係でしょうか。そんな感じです。


さて、ベライゾンの主な事業は携帯電話事業と法人向け情報通信サービスで、そのうち携帯電話事業が売上の7割を占めます


ベライゾンはS&P500に組み込まれていることも大事なポイントです。

では、株価から見ていきます。


【株価】コロナショックで下落した株価は元通り

コロナショックで一時50ドルを割りましたが、その後1ヶ月でもとの水準まで戻りました。

その後軟調が続いたのですが、先日コロナ後の高値を上抜きコロナ前の高値62.15ドル、また過去最高値の62.5ドル(1999年10月)を目指す状況です。

タラレバを言っても仕方ないですが、今思えばコロナショック時の50ドルを割った時点でもう少し増やしておけば良かったですね。


【配当】15年連続増配

15年連続増配中です。また会社設立後20年間、一度も減配したことはありません。

リーマン・ショックにも負けずに増配を続ける姿勢は、株主としては喜ばしいことです。


配当性向にも余裕があり、右肩下がりでとなっている点からもまだまだ増配が続くものと想定されます。


【売上】順調。EPSも徐々に右肩上がり

売上は順調です。1,300億ドル(約14兆円)と巨大企業で、NTTが12兆円、KDDIが5兆円であることと比較すると、その事業規模の大きさがわかります。


またFortune.comによると、2019年の世界の通信事業者売上ランキングは以下となっています。

1位 (米)AT&T 1,700億ドル

2位 (米)ベライゾン 1,300億ドル

3位 (中)チャイナモバイル 1,120億ドル

4位 (日)日本電信電話 1,070億ドル

5位 (米)コムキャスト 945億ドル

Fortune Global 500 より

ベライゾンは通信業界世界2位の売上です。


1位のAT&Tとは50%近く差がついており、なかなか差が埋まりそうにありませんね。

ただ、AT&Tの業績は以下の通り、EPSが2年連続下落しています。

AT&Tの売上

直近の業績ではベライゾンに軍配が上がりそうです。


セグメント別の売上割合は以下となっており、携帯電話事業が7割となります。

Verizon Communications annual report 2018 より

また、個人向けの売上が7割となっています。

Verizon Communications annual report 2019 より

このことから、ベライゾンは個人向けの携帯電話事業が主力ということがわかりますね。


また、「Consumer(個人)」「Business(法人)」のほかに「Corporate and Other」とありますが、これは2017年に買収した米ヤフー(現ベライゾンメディア)のネットビジネスが大半を占めています(2019年98億ドルの売上のうち77億ドルがベライゾンメディア)。

「ハフポスト」「ヤフー・ファイナンス」などでネット広告収入が増加しているようです。


【キャッシュフロー】安定した経営環境

安定的なキャッシュフローを描いています。

携帯電話事業は、一度契約が取れたら数年は売上が見込めるストックビジネスなので、一度投資してしまえば比較的安定しやすい商売です。

この点、配当狙いの株主からすると魅力的な事業環境です。


【資産】自己資本比率の低下が気になる

通信業界は、先行投資型の事業です。

事前に通信設備を購入して基地局に設置、それを利用してサービス提供することでコストを回収していきます。

したがって、借入金が増えやすい事業と言えます。


特に近年は自己資本比率が下がっており、首が回りにくくなってきているのが気になります。


まとめ

ベライゾンは通信業界世界2位の売上規模を誇り、15年連続増配中の高配当銘柄です。


コロナショックの下落時が絶好の買い場でした。株価は既に元の水準まで戻っており、これから過去最高値の更新を目指していく状況です。


配当に関しては、配当性向にも余裕が見られることからこれからも増配を続けてくれるだろうと想像できます。

なのでどこかのタイミングでもう少し増やしたいとも思いますが、少し勇気が必要になりますね。


参考記事です。ベライゾンと同じベルのルーツを持つAT&Tを紹介しています。

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