【銘柄/ディフェンシブ】ブンゲ(BG)-オランダ出身の四大穀物メジャー

銘柄分析
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今回は保有銘柄(2020年に売却済み)であるブンゲ(またはバンジ)について分析します。

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ブンゲはオランダ出身の四大穀物メジャーの一角

会社名︰Bunge Ltd.(ブンゲまたはバンジ)

設立年:1818年

業 種:Farm Products(yahoo!financeによる)

配当利回り:2.30%(2021年5月)

銘柄特性:ディフェンシブ

備 考:2020年にストップ連続増配18年

ブンゲはオランダ出身で現在はニューヨークに本社を構える、世界四大穀物メジャーの一社です。

四大穀物メジャー

大豆、小麦、トウモロコシなどの主要な穀物における世界流通の大部分を担う四社。

[A]ADM、[B]ブンゲ、[C]カーギル、[D]ドレフュスの四社で、頭文字を取ってABCDと言われています。

穀物の世界流通を担うので、このうち何社かが穀物の囲い込みを行うと、米騒動ならぬ穀物騒動が起きるほどの影響力をもっています。


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wikipediaではフランスのグレンコア社を含めた五大穀物メジャーで紹介されていますが、グレンコアは石炭などがメインの資源流通商社になります。農業分野にも手を付けていますが、決算資料では情報量が薄くその全体像は把握できません。


四大穀物メジャーのうち上場しているのは、ブンゲ、ADMの二社で、穀物メジャーに投資をするとしたら必然的にブンゲかADMになります。


穀物メジャーの売上ランキング第3位

以下、穀物メジャーの売上高ランキングです。

穀物メジャー売上ランキング

1位 カーギル 1,135億ドル

2位 ADM 643億ドル

3位 ブンゲ 457億ドル

4位 ドレフュス 365億ドル

穀物流通の最大手はカーギル、第2位がADM、ブンゲは次いで第3位となっています。


余談ですが、2018年にADMによるブンゲの買収騒動が起きています

ブンゲが南米を最大のビジネスエリアにしている一方で、ADMが北米をビジネスエリアにしています。なのでADMがブンゲを買収したいというのは、自然な考え方ですね。

業界2位と3位の統合騒動で、売上高では首位カーギルに迫る規模を見込んでいたため、カーギルとしても気が気ではなかったと思います。

結局、この騒動は買収されることなく、一旦落ち着きを見せていますが、様々な情報を見る限り、まだADMは虎視眈々とブンゲ買収を狙っているみたいですね。


【株価】コロナショックをバネに大幅上昇

株価はコロナショックをバネに急転上昇。

2015年の株価まで回復しています。

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売却が早すぎた!!

EPSが2019年のマイナスから一転、大幅なプラスになったことが要因と考えられます。


【売上】天候に左右されやすく、不安定

※見切れる場合はスクロールしてください。

売上高は上下しています。これは穀物を取り扱う業種特有の天候に影響を受けることが原因となっています。

それでも常に400億ドル(4兆3,600億円)近くの売上を叩き出しており、巨大企業であることがわかります。

日本で言えば、NTTドコモや大和ハウス工業と同規模の企業になります。


【配当】2020年に18年連続増配がストップ

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2019年まで18年連続増配中でしたが、2020年、コロナの影響を受けて増配ストップ。連続増配記録は18年で止まってしまいました。

それでも、配当は前年維持。2021年は増配を発表していますので、引き続き配当期待の持てる銘柄と判断できそうです。

業績が天候に左右されやすい中での一貫した株主還元意欲は喜ばしいところもありますが、配当性向を見るとその苦労が如実に現れていますね。


【キャッシュフロー】天候に左右されやすく不安定

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業績は天候の影響を大きく受けています。

もう少し安定的なグラフになると良いですが、自然が相手となるとなかなかコントロールが難しいですよね。

しかし、人口が右肩上がりで上昇を続ける世界情勢を鑑みると、そこまで悲観視するものでもないかもしれません


【資産】自己資本比率の低下が気になる

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自己資本比率が20%台に突入しています。

同業のADMが40%オーバーですから、少々気になる数値です。

本来、穀物の貯蔵庫などで自己資本比率は高くなりがちな業種と思いますが、2020年は借入金も増やしているようなので、要観察な点です。


まとめ

ブンゲは四大穀物メジャーの一社で、そのうち売上3位に位置しています。

穀物業界であるという特徴から業績が天候に左右され、今後の企業経営に常に不安がつきまとう企業だと思います。


配当は2020年に18年続いた連続増配記録が途絶えはしたものの、減配することなく2021年は再度増配に転じているので株主還元の意欲の高さが伺えます。


一方で自己資本比率の低下が気になるところです。

日本株で言えば40%以上あると理想的とされますが、ブンゲは20%台と少し劣る状況です。


しかし、人口増加が続く世界情勢を考慮した場合、穀物メジャーであるという最大の武器が働き、しばらく安定的な経営が続くと考えています。

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