【銘柄/高配当株・連続増配(9年)】B&G フーズ(BGS)-アメリカの老舗食品メーカー

銘柄分析
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B&Gフーズはアメリカの老舗食品メーカー

会社名:B&G Foods, Inc.

創立年:1889年

業 種:Consumer Defensive(Yahoo!financeのSectorより)

配当利回り:7.01% ※2020年7月現在

銘柄特性:連続増配(9年)、ディフェンシブ

B&Gフーズは1889年創立の老舗食品メーカーです。


創立された年、日本では大日本帝国憲法が公布されています。

伊藤博文や夏目漱石らが活躍していた時代から続く息の長い企業ですね。


B&Gフーズはもともとジョセフ・ブロシュ(Joseph Bloch)氏とジュリアス・グッゲンハイマー(Julius Guggenheimer)氏が、マンハッタンでピクルスの販売を始めたことに端を発します。


その後1893年に発売した「Cream of Wheat(ホットシリアル)」が爆発的にヒットし、B&Gフーズはアメリカ全土で認知されるようになりました。

「クリーム・オブ・ウィート(Cream of Wheat)」は120年以上経過した現在でもB&Gフーズの主力商品になっています。


Cream of Wheatのヒット以降、ORTEGAなどの様々な食品メーカーのM&Aで事業拡大していきます。


その結果、現在では50を超すブランドを有すアメリカの代表的な企業へと成長しました。


業種はConsumer Defensiveということで、不景気時にも強いディフェンシブ銘柄です。


が、最近は株価の下落が顕著で、一株50ドルを超えていた2016年と比較するとその株価は大きく下がっています


現在配当利回りは7%超え、配当性向も150%超えと規格外に高く、そろそろ増配がストップするかもしれないですね。


【株価】コロナショック以降株価反転

コロナショックで下がった株価は11ドル台にまで下落しましたが、それ以降大きく反転し下降トレンドの終焉を迎えているかというところです。

チャートだけ見ると買いたくなるような形をしていますね。


【 売上】M&Aで事業拡大

売上高は右肩上がりで推移。2018年には1.7億ドル(約1,800億円)にまで達しています。


これはM&Aを繰り返した結果ですので、過度な期待は禁物です。むしろむやみやたらと買収を繰り返している印象で、怖さを感じます。


ちなみにB&Gフーズの事業規模は日本でいうとカゴメ(2,098億円)やJ-オイルミルズ(1,867億円)と同規模になります。

そういう点からは、アメリカでは馴染みの深い会社という印象を抱かせますね。


ブランド別売上高 トップはグリーンジャイアント

BGSは50以上のブランドを保有していますが、その中でトップの売上高を誇るのがグリーンジャイアント(GreenGiant)です。


グリーンジャイアントは野菜やコーンなどの缶詰製品で、日本でもJTが販売していました(2013年販売終了)。

アメリカでは現在も販売を続けていますが、グリーンジャイアントブランドの中でも冷凍野菜が最も売れ筋の商品です。

日本でも冷凍野菜は人気ですから、納得の内容ですね。


【配当金】9年連続増配も継続性に疑義

配当金は2011年の増配以降、9年連続で増配しています。


配当利回りは7%超、配当性向も150%超えと驚くべき数値になっています。

ここからもわかる通り増配の維持はかなり厳しい状況と思います。 そろそろ増配ストップ、あるいは減配も頭に入れておく必要がありそうです。


【キャッシュフロー】営業CFでまかなえない

不安定なCFです。営業CFが十分でなく、毎年借入金を増やし、その返済が収益を圧迫するリスクが想定されます。


2018年にはパイレーツブーティ(Pirate’s Booty)の売却益でかなり借入金を返済しているようですね。


【資産】負債が増加、自己資本比率が大きく低下中

企業買収を繰り返しているので、総資産は増えていますがそれに合わせて総負債も増えています。

特に2019年には負債がかなり増えており、自己資本比率も大きく低下。個人的には継続性に疑義が出ている状況です。


【市場の評価】B&Gフーズへの投資に否定的な意見も

Seeking Alphaには以下の投稿もあり、BGSへの投資に否定的な意見も少なからずあります。

・借金に依存しており、過去3年間の総配当金支払額が同期間の総営業CFを超過しているので、減配するべき。

・減配幅は最低でも50%は必要になると思う。

https://seekingalpha.com/article/4317147-b-and-g-foods-dividend-cut-likely

確かに、何らかの施策により営業CFを改善させない限りは、近い将来減配したほうが会社のためのような気もしますね。

まとめ

B&Gフーズは9年連続増配中の企業で配当狙いの投資家にとっては、気になる銘柄です。


しかし、M&Aを主軸としており、負債が増加・自己資本比率が低下している状況下では、首が回らなくなってきているなという印象です。。

特に営業CFが安定していない中で配当性向が150%超えと、芳しくない経営環境です。近い将来減配されることも考慮する必要がありそうです。


しかし、米国株特有の高配当が見込める点と食品を取り扱うディフェンシブ銘柄という点は評価ポイントです。


BGSに投資をするのであれば、現状の経営環境を考慮したうえで購入するべきかと思います。


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